訪問販売は3度ベルを鳴らす-番外編-
「よし・・・終わりだ!!」
僕は呟くと、机上を片付け帰り支度を始めた。
向かいのデスクで伝票の整理をしていた恵子がチラと目を上げ、
「あら・・・係長・・・今日も早いんですね・・・」
と、意味ありげに言う。
4大卒入社3年目の恵子は、経理を任せたらうちの課内で右に出る者は居ない優秀なOLだ。
パソコンも得意で、エクセルを使ってありとあらゆる帳票をたちまちのうちに作り上げてしまう。
だから課長を始め男性社員は皆、この切れ者の恵子には一目置いていた。
縁なしのメガネをかけた理知的な顔立ち・・・ツンと上向いた鼻・・・
上品でけばけばしさのない化粧・・・一目で仕事のできる女であることが分かる。
しかし恵子はそうした切れ者にありがちな、冷たい印象の女ではなかった。
むしろその小柄な体に、バランスのよいプロポーションは、25歳という
女盛りの年齢とも相まって、不思議な色気を醸し出している。
そして・・・多くの理知的な女がそうであるように、恵子は性に関してもかなり貪欲な女だった。
ちょっと肉厚のめくれかかった唇は、恵子が下半身に秘めた唇そのものなのだ。
僕と初めて関係を持ったのは半年前の慰安旅行であったが、それ以来ずっと
月に3度くらいのペースで体を重ね合う間柄だった。
その度に恵子は飽くことなき探究心を発揮して、お互いに満足できるHをすることができていた。
最後にその恵子を抱いてから、もう3週間以上が経つ。
上目遣いに僕を見る視線の中に、恵子の誘いを僕は感じ取った。
いや・・・誘いと言うより欲望と言った方がいいのかも知れない。
おそらく以前の僕であれば、すぐにもムラムラとして、
「あ・・恵子も今日はもう終われよ・・・」
と言って、食事にでも連れ出していたことだろう。
だが・・・今の僕は・・・
「ああ・・・ちょっと寄りたい所があるんでね・・・」
とだけ恵子には答え、
「みんな・・・悪いけどお先に・・・」
という言葉を残して、さっさとオフィスを後にした。
エレベーターホールでエレベーターを待っていると、案の定、恵子が僕を追ってオフィスから出てきた。
気づかぬふりをして、ちょうど開いたエレベーターのドアの中に僕が体を滑り込ませると、恵子は小走りに走ってドアが閉まる前に飛び込んだ。
「おいおい・・・危ないぜ・・・」
「だって・・・」
そう言いながら恵子は、1階のボタンを押そうとしていた僕の手を押さえ、Rのボタンを押していた。
「ん?・・・なんだよ・・・」
ドアが閉まりエレベーターが上昇を始めると同時に、恵子は僕にその体をぶつけるように抱きついてきて、いきなり唇を重ねてきた。
ん・・んんんぐ・・ぐぐう・・うぐぐ・・・・
そればかりか、片手で僕の股間を探り、ズボンの上から肉棒を揉み立ててくる。
不肖の我が息子は、それだけのことに敏感に反応し、早くも頭をもたげ始めた。
「ん・・んん・・っはあ・・・よせよ!!・・こんなところで・・・」
唇をひき剥がすと僕は言った。
チーンッ・・・とベルが鳴って、エレベーターが停止し、1つ上の階でドアが開いた。
慌てて僕から離れる恵子・・・
だがその階で乗り込む人間は居なかった。
再びドアが閉まると、恵子はまた僕に身を寄せてくる。
「係長・・最近冷たくない?」
「そんなことないだろ・・・」
「じゃあ・・どうしてそんないつも急いで帰るの?」
「寄りたい所がある・・・って言っただろ・・・」
「女の人?」
思わずドキッとした。
女の勘というのはどうしてこうも鋭いのだろう・・・。
しかし動揺を悟られないように、僕はムキになることなく言った。
「ふふ・・・妬きもちか?・・・初めてだな・・・恵子が俺に妬きもち妬くなんて・・・」
「他にどこへ寄るって言うのよ・・・」
「病院だよ・・面会時間ってのがあるんでね・・」
「え?」
ふふ・・・信じたようだ・・・
「誰が入院してるの?」
「伯父さんだよ・・いい年して俺が伝書鳩さ・・うちの会社が一番近いからな・・」
「そうなの・・・・ふぅん・・・・」
「恵子を避けてるわけじゃないから、安心しろよ・・・」
そう言って今度は僕が恵子を抱き寄せた。
キスをする。
恵子のぽってりと肉厚の唇を舌で割り、恵子の唇を絡め取って強く吸った。
同時にぎゅっと抱き締めた手で、腰や背中・・・尻や太腿を愛撫する。
「んん・・あふ・・んんッ・・んッ・・・」
恵子は声を洩らしながら、僕の腕の中で溶け崩れた。
その柔らかな女の体独特の感触・・・そして若い女特有の甘い匂い・・・
それらは僕の股間をますます刺激せずにはおかない。
ズボンの中の肉棒が窮屈な中で思いきり背伸びをし、恵子の柔らかな下腹部を刺激し始めていた。
エレベーターの上昇が緩やかになり、チーンッ・・・とまたベルが鳴って、
屋上階へ着いた。
抱き合ったまま、二人は扉の外へ出た。
外はもう夕闇が迫り、機械屋の中も薄暗かった。
もうこの時間にここまで上がってくる者は、僕たちのような人目を忍ぶカップル以外ないはずだ。
僕はエレベーターの横手の壁に恵子を押しつけ、しばらく口づけを続けた後唇を離し、恵子の目を見つめながら言った。
「さあ・・ほんとに時間がないんだ・・今日はこれで我慢してくれ・・」
恵子は潤んだ目で僕を見つめ返しながら、
「今夜くらいに・・・生理になりそうなの・・・」と言った。
「それで・・2〜3日前から、もう係長のが欲しくて・・・」
そう言ってまた僕の股間に手を伸ばした恵子は、逞しく盛り上がったズボンの膨らみを愛おしそうに撫でさする。
「じゃあ・・・生理が終わったら・・してやるから・・・な・・・」
「いや!!・・今・・・して!!」
恵子は叫ぶように言った。
「だけど・・・」
言いかける僕の手を、恵子は自らの股ぐらに誘い込んだ。
恵子はパンストなど穿いていない。
いい女はパンストなんか穿いちゃいけないよ・・・という僕の言いつけを忠実に守って、ドイツ製の高価なシリコンストッパーを愛用しているのだ。
もっとも、そのストッキングだってうちの会社で扱っている商品だから、仕入れ値で手に入れてるはずだったが・・・
「ふふ・・・ぐちょぐちょだな・・・」
恵子の下着はぐっちょり濡れて、股布が陰部に貼り付いていた。
「あう・・我慢できなくて・・・仕事しながら・・あはあッ・・さっきも触ってたから・・・ん・・んん・・もう・・いきそうなの・・・」
恵子はつかんだ僕の手に自らの陰部を押しつけ、その上僕の手をローターがわりに動かしていた。
「係長の・・あん・・・挿れてくれるだけでいいのぉぉ!!・・きっと・・あはあッ・・それだけで・・いけるからぁぁ・・ぁぁあはッ・・・」
声を喘がせ、そう訴える恵子・・・
さすがにこの据え膳を食わぬは男の恥だ。
「分かったよ・・」
僕は恵子の手を振りほどき、ベルトを緩めるとズボンを落とした。
恵子は慌てて下着を自分で下ろす。
ブリーフを下げて、獰猛に漲り立つ肉棒を僕は解放する。
スカートを腰まで捲り上げると恵子は体の向きを変え、壁に手をつき尻を捧げ出した。
そんな恵子の腰を左手でつかみ、右手は肉棒に添えて亀頭の狙いを定めると、僕は一気に腰を送り込んだ。
ぐちゅッ・・ずぶずぶずぶ・・ずぼりッ!!
「あああああッ!!・・係長ッ!!・・すごいぃぃぃぃッ!!」
恵子は喉と背中を思いきり反らせて、甘美な悲鳴を放った。
熱く濃密な蜜を湛えた恵子の胎内に、僕の長太槍は完全に没した。
「あふぅぅぅッ・・・こ・・これよぉぉぉッ!!・・やっぱり・・いいいッ!!」
ぶるぶると腰を震わせ、恵子は叫び続ける。
僕はゆっくり腰を引き、恵子の淫肉をめくれ返らせ、再び一気に突き刺した。
「あふッ!!・・い、いいッ!!」
2度3度・・ぐっちゅ・・ぬっちゅ・・と、ゆっくり出し入れを繰り返し・・・
「ああ・・恵子・・ほんとに久しぶりだもんなあ・・・」
「あんんッ・・そうッ・・あッ・・はあんッ!!・・よけい・・感じちゃうぅぅ
・・はあッ!!・・いいいいいッ!!」
顔を激しく揺さぶり、腰を震わせ身悶える恵子・・・
「さあ・・いかせてやるからな・・・」
僕はそう言って恵子の腰をつかみ直すと、我が巨砲を機関銃のごとく撃ち込み始めた。
ズン!ズン!ズン!!ズン!!ズン!!ズズン!!ズズン!!ズズン!!
「あんッ・・ああッ!!・・あんッあんッあんッ・・あふッああッんんッ!!
・・いいッああッ!!・・すごいッいいッ・・んんッあふッ・・あふッ!!」
賑やかにわめき立てながら、恵子はどんどん高まっていった。
なおも情け容赦なく、ぐさぐさ・・ぐちゅぐちゅ・・責め立てる僕・・・・
「ああんッ・・もうッううッ・・いくッいくぅぅッ!!・・あッあッああッ・・
だめッ・・だめッ!!・・いっちゃうッいっちゃうッ!!」
恵子が言っていた通り、官能の下ごしらえが十分だった女体は、あっという間に煮え滾ってしまったようだ。
ひくひく痙攣しかける蜜壺を、より一層力強く棍棒で突き回し、突き抉ると、
「いいいいッッッ!!・・くうううッ・・いやんッ・・いぃぃぃぃッ!!!」
がくがくっと、激しく腰が震え、同時に、ぎゅむぎゅむむッ・・と蜜壺が収縮したかと思うと、恵子の声が止んだ。
息を詰め、絶頂感に耐えているかのようだった。
僕も動きを止め、恵子の腰を支えた。
そうしないとその場に恵子は膝をつきそうなのだ。
「あ・・あああああああ・・・・はあああ・・・」
長い吐息を恵子は漏らした。
間欠的な震えが、なおも恵子の背中に走る。
ぎゅむッ・・と、僕の肉筒を締め付けていた淫肉が、やはり間欠的な震えを繰り返しながら次第に緩んでいく。
僕は怒脹を維持したままの肉棒を・・じゅぼッ・・と引き抜いた。
恵子の腰が砕け、壁にすがりながらその場にくず折れた。
僕はハンカチを出して、手早く肉棒を拭うと、窮屈なブリーフにしまい込んだ。
「恵子・・悪いがもう行かなきゃ・・・」
エレベーターのボタンを押し、ズボンを引き上げながらそう言う僕を恵子は見上げて、
「ああ・・・係長・・・いいです、行ってください・・・わたし、もうしばらくここにいます。」
そう言うと、また大きく深呼吸した。
「大丈夫か?」
「ええ・・すごく気持ちよかった・・・ありがとうございました・・」
そう答えて恵子は、本当に満足そうな笑みを浮かべた。
その顔を見て、僕は少しホッとした。
エレベーターが着いて扉が開く。
「じゃあな・・・」
そう言って僕はエレベーターに乗り込んだ。
扉が閉まり、下降を始める狭い箱・・・
その中で僕も溜息をついた。
どうしても多少の後ろめたさが心に残った。
だがいったい・・・誰に対して後ろめたいのか・・・
恵子にか?
それとも・・・僕をアパートで待っている可愛いもう一人の女にか?
じっと狭いエレベーターの天井を見上げる。
すう〜ッ・・・と、体が浮くような感覚の中で、流音のことを思った。
途端に萎えかけていた肉棒が、再び漲り立った。
先程、恵子の中に僕は放出していない。
ううう・・・流音の中に・・・ぶちまけたい!!
1階でエレベーターが止まると、足早に僕は会社を飛び出した。
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